2006年8月19日~20日
8月19日は払沢の滝でお祭りがあるので、行きのバスはものすごい混みようでした。 バスの中でしおりんと遭遇。どうやらみゅーさんもたなべさんも遅れるらしい。 <なんだ俺が仕切るのか? しおりんだけみたいだからべつにいいか> とそのときは思っていたんだけれども、コテージに付いたら初めて会う中高生3人がいるではないか。 <やばい。 けがさせたらどうしよう。 橋が壊れてるらしいけど、どうやって直したらいいかわからんぞ。 材がないらしいから、材運びでいいか> というわけで、材運びを決行。 途中何回か休憩を入れて 15時くらいにみゅーさんが到着。僕はほっと一安心。杭作りなどをする。 代表は大変だと初めて実感する。怪我はしないようにしよう。 今回は10代の子が3人参加していたんだけれども、10代の子が参加するのなんて普通の活動では、僕が参加しはじめてからは初めてのことではなかろうか。その前の週にSWFのイベントがあって、3人共それに参加したそうです。SWFのイベントが楽しかったんだね。だからまた来たくなったんだろう。高校生男子1名、女子1名、中学生男子1名。 男の子二人は4歳も年が離れているのにタメ口。仲がよさそう。僕が中学のころは、高校生と話す機会なんかまるでなかったな。高校のときに中学生と話すこともなかったし。学年がひとつだけ違っていても、怖くてうまく話せなかった。だから、彼らはすごいなあと思ったね。 僕は今でも中高生が苦手で、どう扱ったらいいのかがよくわからない。だいたい話す機会なんか全然ないし、中高生って何なのかがよく分からない。僕は中高生であった経験があるにもかかわらず、よくわからない。自分が中高生だったころ、自分自身よく分からなかったのだろう。だから当然周りの友達や同級生らのこともよくわかっていなかったのだろうな。そのころに比べれば、今の自分は本当に成長したなあと思う。もっと成長していきたい。せっかくのチャンスなんだから、中高生ともっと話してみようとも思うけれども、無理して話すのは変だから、話したいときに話せばいいやという気持ちでいようと思う。<話すのやめよう>ではなくて<話してみよう>。 今回のYMPの活動に参加してくれた中高生はとてもいい子達で、かわいいなあと思った。いろいろだよね。 YMPの活動のように、学校外で団体生活を味わえる場所はあまりないと思う。YMPの活動は1泊2日でお手ごろだし、参加人数が少なめだから、メンバー同士の目が届く。活動内容も自由で、雰囲気がいい。若い彼らが続けて来てくれればいいなあと思った。 そういえば、僕が学生の時は学校外で団体活動を体験した事はなかったんじゃないかと思う。学生生活から離れてからだな、こういう活動が経験できて楽しいと感じられるようになったのは。活動に参加していて感じるのは、本来の仕事というのはこういうことの中にあるのではないかということ。今の世の中みんなサラリーマンだし、そうでなければ回っていかない社会になってしまっているので仕方がないのだと思うのだけれど、仕事のあり方はもっと自由でいいのではないかと感じています。お金なんかなくても社会は動いて行くのではないかと。お金には違う価値があって違う使われ方をするようになったらいいのになあと思ってみたり。もっと自由な働き方をしてみたい。だけどまだ不安があって一歩を踏み出せない感じです。 僕はここのところ、ちらちらと、地域にに密着した活動をしてみたいと思うことがあります。同じ生活環境を共有する、顔をあわせる頻度の高い人たちと、非営利の活動を定期的にしてみたい。だけどそんなにやりたいという気持ちが強くないから、きちんと探すことをしていない。そのうち出来たらいいなあ。 19日の夜に、払沢の滝のお祭りにいきました。お祭りを見にいくのは久しぶりで、田舎のお祭りがなくなってから行った事がないので楽しめました。お祭りは雰囲気だよね。あの雰囲気好き。僕の父親は昔、地域のお祭りでやぐらの上でお囃子をしていました。僕も一緒にやりたいなと思い始めていたんだけれども、高齢化で続ける事が出来なくなってしまいました。払沢の滝のお祭りでは、つんつんの「和樂」の演奏があり、お祭りを見に行った後コテージで、和樂に入れて欲しいとつんつんに頼みました。入れてくれるみたいだけれども、練習行くの遠くて大変だ。よく考えたら。他も考えてみよう。 お酒を飲んでいるときに、つんつんと惣次さんに笛を吹いてみてといわれたんだけど、断ってしまった。あれは吹くべきだったなと後悔。吹くべきだったよ。あーあ。 20日は道の補修。壊れてしまった橋を補修。SWFのイベントのときに壊れたらしい。もう材がない。これからどうするんだろう。間伐予定地あるのかなあ。それとも林道で出たやつを使うつもりなんだろうか。 今回の活動も楽しかったです。川にまた入れたし。最初入る時はすごく冷たいんだけれども、上がったときは涼しくてきもちいい。男の子二人も川で楽しそうでした。 あの川がいつまでも、きれいな流れでありますように。 (文:真瀬裕介)
by YMP_Log
| 2006-08-19 12:34
| 定例活動の報告
|
|
ファン申請 |
||