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2006年9月の活動報告を掲載いたしました。

田辺さんが書いた2006年9月の活動報告を掲載しました。
リンク切れ修正しました。
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by YMP_Log | 2006-09-26 21:24 | webサイトの更新履歴

2006年8月の活動報告を掲載いたしました。

真瀬さんが書いた2006年8月の活動報告を掲載しました。
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by YMP_Log | 2006-09-19 23:48 | webサイトの更新履歴

遊学の道Project 2006年9月の活動報告

2006年9月9日~10日
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 参加者8名(うち以前大自然塾参加の2名、高校生の兄弟2名)になった。

 この頃、夏と秋がせめぎ合い朝夕の涼しさを感じる一方、残暑は時折襲いかかり不快にさせる。杉、桧の仮導管の細胞は春の始めから分裂して出来る、壁が薄くて空洞の大きい、水の通しやすい形の食道の様なものから、夏の終わりころには壁が厚くて空洞が小さい細胞が集まり、骨のような役割へと変わる。壁の薄い細胞の層と壁の厚い細胞の層がセットになり1年づつ重なり太って年輪となっていく。これから来年の成長のための栄養の備蓄が行われよう。
 
 林内は暑くはないが湿度が高く現場へ歩き登るだけで汗が噴き出しシャツからズボンまでびっしょりとなった。道端にはツリフネソウ、マツカゼソウ、キバナアキギリ、ホトトギス、ノブキ、サラシナショウマ、ミヤマタニソバ、オクモミジハグマ、ダイコンソウ、ミズヒキ、ヒヨドリソウと秋の草花がひっそりとつつましく咲き、心をなごませる。秋の草花は詫びがあり春夏秋冬のなかで一番好きだ。

 道の補修班と材収集・運材班に分かれ、我々3名は材収集を行う。
 
a0079265_2175634.jpg 現場では眼下に目を落とすと林道が微かに見える。そのうち延伸し遊学の森を貫く。その時環境は変わり、生態的にどう影響するのだろうか。ここはもう間伐してから1年半以上経ったはずだが、林床は土が見え草が生えていない。隣の間伐していないところは少し地表を草が覆っているが高さ10cmもない。間伐しているから光が入らないわけでないのにどうしたものだろう。土壌が良くないのだろうか、方角が良くないのだろうか。よそで皆伐したところが1年経ったら草が覆い繁っているのを見ているので大変不思議だった。

 斜面に伐り捨てられた間伐材を尾根へと担ぎ上げて積む。手近に取れる材がなくなり15本くらい集め終了。
 一働きした後の休憩中ヒラハラさんに尾根に立つモミの木のクイズ、西多摩ではモミの木である特産品を作っていますがなんでしょうを出す。ヒント、木肌が白い、腐りやすい、山に入る途中に作業場があった、一生のうち何度か世話になる、答えられたら丸太一本差し上げだったが、わからないという答え。正解は卒塔婆。

 夕方3名帰宅。

 夕食後、『私のリソース』を行い発表する。仲良くなれる手法らしいのであったが、個々の新たな発見もあったが、理解できないこともがあり、でも深くつっこむ気力はなく、また手法の効果の程を計るものはなく何となく話だけ続いた。

a0079265_218204.jpg 10時を回る頃、毎年9月中旬一夜限りの舞台が設営され五穀豊穣を願う舞が奉納される柏木野の春日神社神代神楽舞見物にみんなで出かける。夜の闇の中から手作りの看板と通路のほんわり明るい電灯に導かれ、徐々に古き昔のどこかなつかしく暖かみを感じる空間に入り込んだ感覚になりながら会場に入ると人が50人位集まっていてびっくりする。都内で人がひしめいていてもびっくりしないが、檜原村では普段村民を目にしても数えるほどで祭に出かけて初めて人がいるんだと感じる。よそからも来ているのかどうかまでは確認できないが、張り出してある寄付者芳名数からみると見に来ている人数と合う気がする。
 今回は演目の終わりの方の古事記、日本書紀に伝えられる2演目、大蛇退治、三重和合を観賞した。見るのは3度目になるが演目は毎年同じようだ。大蛇退治は老夫婦が守るが七人の娘を大蛇に殺され、最後に残った娘ひとりを守ろうとする中、スサノオノミコトことが現れ退治する物語。装束をまとい、神楽面を着け、舞台狭しと大蛇は暴れ舞い、スサノオノミコトは戦い挑む。現代から見れば舞は単調に感じられるが、元々娯楽から発生したものでなく、農作業からの流れで単調な作業が根底にあるだからしょうがない。中学生が初めて舞方に入っていたが、これから続けていくのだろうか。若者がいない集落で毎年神楽舞を維持するのは大変だろうが伝統を継承し伝えていって欲しい。なんとも不思議な感覚にとらわれ、どの演目でも入る囃子の「てけてってて」に合わせ、舞いながら辺りをまわり帰る光景が眠りにつくまで頭の中に繰り返し現れた。

2日目
 
 朝から2名参加。
 
a0079265_2184117.jpg 昨日材運び時に通って草ボウボウで道がわからない状態だったの道の草刈りすることにした。 生えている草が何であるかわからなく申し訳ないような気になりながら、せっかく花を咲かせた草であっても邪魔になるようであれば刈った。また、この道は春カタクリが群生するので今のうち周りを刈って日当たりを良くして成長を促し今年より増やしてやろう、昨年できなかったから、とおぼろげな記憶と上空の樹冠の空き具合、日当たりを元に群生地をカンで決め、刈り進めた。来年の春カタクリが群がって咲き誇る姿を夢見て。山は手入れすると山がよくなったことに応え、喜んで笑うという。そんな姿をまだ見ない私に果たして山が笑ってくれる時が来るのだろうか。

 帰る間際、炭材にする材を探すがない。昨日クサマさんから炭焼きするのに杉の間伐材をわざわざ重たい思いして運んでくるのは見ていて忍びない。労力を掛けるのであれば杉の間伐材で燃料として良くない炭を作らず、それよりよい炭材になる雑木を活動ごとに少しずつ集め乾燥させて使ったらどうかとアドバイスを受けたのだった。しかしこの遊学の森では用材生産の杉桧を植栽してあるが、薪炭材は生産していないのであるのは杉桧の間に自生したものと展示林の2次天然林、育成天然林となる。展示林は性格上伐倒できない。人工林の中の雑木は杉桧の育林のために下刈り、大刈りを行うので、伐られてしまい10cm程度のものでもないようだった。炭焼きするにしてもただやるのではなく、きちんとやるには炭材の確保からしなければならないと思い知らされた。

(文:田辺康司)
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by YMP_Log | 2006-09-09 12:23 | 定例活動の報告

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上田さんが書いた2006年7月の活動報告を掲載しました。

活動報告はこのブログへ移す予定です。
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by YMP_Log | 2006-09-07 00:35 | webサイトの更新履歴