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遊学の道Project 2007年6月の活動報告

活動に参加して
笠原明彦

東京に単身赴任してきて3か月。ようやく生活にもリズムが生まれ、前々から気になっていた東京地区の森林ボランティア活動に参加する気になりました。仙台では8年ほど経験していました。

近くて、活動に遊びが無い会をネットで探していたら「遊学の道Project」に行き着いたわけです。事務局から参加歓迎のお言葉をいただいて意気揚々と参加しました。

先ずは、フィールドの遠さにめげそうになりました。正直、「ここまで来てやるかー」の思いです。しかし、近隣では対象とする様な森は存在しませんし、公園も都がこまめに手入れをしているようで荒廃していません。「そーなんだ、奥多摩なんだ」の思いです。

活動内容は想像どおりでしたが、参加者の人数は予想外でした。仙台では現在、小規模グループで活動していますので気になりませんが、少し意外でした。全国的に、森林ボランティア熱は冷めてきていると林野庁は分析しています。その代り活動内容が専門に特化して来ているようです。

私個人には全く問題ありません。整備を待っている森があればそれで十分です。

田中惣次さんの存在も大きく感じました。情熱も少し感じました。いろいろ吸収したい部分がたくさんありそうな人でした。



活動報告

活動日:平成19年6月9日(土)10(日)

活動場所:遊学の道 田中惣次さん所有林

参加者:田辺、石山、塩津、宮川、笠原(初参加)

活動内容:遊歩道草刈り。アジサイ植付け。


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報告

■ 6月9日(土)天候:小雨時々曇り。作業内容:遊歩道草刈り。道具:草刈カマ、砥石。

馬場に12時半着。すでに塩津さんが先に到着していてエネルギー補給中であった。

私笠原は初めての参加なので要領を得ず、川の様子を窺っていると、さっそく塩津さんが川にかかる桟橋のいわれ等いろいろ説明してくださる。この間に田辺さん、石山さんは道具の準備、宿舎の準備をしていたようで、行動に無駄がない。

さて、着替えをすませさっそく本日の作業の歩道の草刈に出発。丸太橋のある道をたどる。

田辺さんから草刈カマの経験を尋ねられ、自信を持ってある旨答えたが、作業を開始してすぐに注意が入る。「カマは横に振らない、斜め上に向けて軽く引くように切る」横に振ると石が隠れていてカマの刃をすぐに欠いてしまうからだ。なるほど。

仙台では藪刈なので、思いっきりズサリと振らないと切れない。相手に応じて使い分ける。当然のことでした。

要領をつかんで刈り進めていると、また注意が入る。「刈った草を道に散らばさない」ウームそう言われればそうだが、この辺は美学の範疇か。指導に従う。

沢の流れのあるところでカマの刃とぎをする。田辺さんからカマをとぐ時の3点支持の利点を説明される。ここでも納得。また、やわらかい草を刈るので刃の状態を良くしておかないとすべって切れない。だから念入りにとぐ。

草刈り作業は、田辺、塩津、笠原の班と石山、宮川の2班に分かれて行い、草の伸びも少なかったので4時前には終了した。塩津さんはここで帰る。

さて、期待の夕食の準備が始まる。石山さんがせっせと進めるなかジャガイモの皮むきなどしてみる。今夜のメーンはカレー、酒のつまみは?と様子をうかがうがその気配全くなし。やがて静かに夕食が始まる。いきなりご飯だよ~。田辺さんが察して「ビールやりますか」と訪ねてくれる。渡りに舟でこの機会を逃してなるものか、「やりますやります」と声が上ずる。「自分も焼酎持ってきました」と、念の入れよう。

それでも皆さんあまり召し上がらない様なので、控え目にビールをすする。貴重な体験だ。これでは夜が長い。食事の後片付けを済ませ、持参の焼酎を少しづつすすりながらも、結構話は弾んだ。やはり志を同じくする者の集まりゆえか。

10時過ぎころ惣次さんが顔を出す。「林研の集まりがあって今帰った」とのこと、こちらは相当メートルが上がっていてひとしきり話して帰る。

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■ 6月10日(日)天候:曇り時々雨 作業内容:アジサイ植付 道具:鶴付き唐鍬

惣次さんが「アジサイの植付をする」と、張切って顔を出す。田辺さんは別の作業を考えておられたようだが、ここは惣次さんの勢いに負ける。遊学の森に新しく出来た林道沿いに植えるとのこと。宮川さんは所用があり、ここで帰る。

畑で育てたアジサイの苗をトラックに積み込み、現場に向かう。「遊学の森に車で乗り付けられるとは夢にも思わなかった」とは惣次さんの言葉。

今日は4人もいるので嬉しそうだ。前回は田辺さんと2人だったようだ。急傾斜でしかも雨で滑る斜面に足を必死に踏ん張り、アジサイを植えてゆく。惣次さんがあらかじめ用意した木片で植付の場所に刺して行く。さすが玄人、間隔がピタリと決まっている。我々では丁張りをしないとうまくゆかない。ここでも田辺さんから植付の事前注意を受ける。気配りが行き届いている。

1時間ほどで植付は終了した。作業終了を待っていたかのように雷雨が激しくなり、急ぎ帰る。惣次さんの言葉「昔は雷が鳴ると梅雨が明けると言ったのに、今年は梅雨の前に雷が鳴る」「雷の鳴る時間は昼から朝と、だんだん早まってきてるんだ」何気ない一言だが暮らしに根付いている。

石山さんは先に帰り、田辺さんとコテージでおにぎりをほうばる。田辺さん。「バスの時間まで3時間ほどあるが何をするか考えねば」ドキリとする。シャワーも浴びて着替えも済ませたのにこの上何をする気なのだろうか。「少し眠くなったので寝ます」と話しの方向を変える。田辺さんもほっとしたのか昼寝に付き合う。

それでもバス時間までたっぷりあるので、広場に積んであった丸太で、新しく購入したスチールのチエンソーの試し切りを始める。さすがに新品、よく切れる。

田辺さんとは、新宿までご一緒だったのでボランティア活動のことなど、いろいろ聞かせていただきました。

(文:笠原明彦) 
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by YMP_Log | 2007-06-09 12:34 | 定例活動の報告
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